万年筆インク(ブルーブラック)色の変化と万年筆を使う3つの理由

習慣

毎朝モーニングページを書く時には万年筆を使っています。

先日新しいインクを購入したところ、以前のインクと比べて随分色が違うことに気づきました。

今回インクの色変化と、愛用している万年筆を使う3つの理由についてまとめました。

インクの色比較 開封直後と5年後

ボトルは、左が開封直後、右が5年前に開封。それぞれ新しい竹串で書きました。

新しいものは美しい濃紺(実際は写真よりもう少し黒っぽいです)

5年前のインクはぼぼ入っていないのですが、色は濃いグレーのような色です。

色変化の理由

ペリカン4001ブルーブラックは、タンニンと酸化鉄の化学反応を利用して黒色を出しているそうです。

インクの色が時間が経つと濃い黒なる理由は、空気中の酸素によってインクに含まれる鉄イオンが酸化されるためだとか。

青色は時間が経つと退色していくそうです。

そう言われてみると、インクの匂いは少し鉄っぽい?ような渋いような匂いです。

書道の墨、水性サインペンや油性サインペン、ボールペンのどれとも違います。

書いてから約30分経過。書いたばかりと比べて、どちらもやや色濃くなっています。

万年筆を使う3つの理由

毎日手に取るのが楽しみになっている万年筆の魅力は3つあります。

1.書いた文字が美しく見える

 自分に合った長さや太さであれば手に馴染み、文字が書きやすいです。また、万年筆特有のペン先の形状のおかげで文字の太さに強弱がつきます。ひとからも字がキレイと言われることが多いのは、万年筆の特徴だと感じています。

2.環境問題を意識

ボトルインクからインクを補充するたびに、脱プラスチックに貢献できている気持ちになります。

自宅外で使用するペンは、替え芯タイプを使用していますが、最近替え芯を捨てる時に罪悪感を感じるようになっています。

3.ビジュアルと機能性を兼ね揃えた美しさ

使っている万年筆はペリカンのものを使っています。

細部まで美しい作りで、手に取るのが楽しみになっています。

5年使用していますが、インクの詰まりやペン先のトラブルがありません。

ペリカン万年筆は決してお安いものではありませんが、数年使っても飽きることなく愛用できていますし、これからも大切に使いたいと思っています。

万年筆のお手入れ

特別なお手入れはしていません。

インクがなくなったら補充する。それだけです。

本当はインクを補充する度に洗浄するといいようですが、お恥ずかしなが5年前から一度もしたことがありません。

それでも、インクの詰まりや漏れ、ペン先が錆びるといったトラブルは一切ありません。

製品の良さのおかげであることは当然ですが、お手入れなしで使えている理由として思いつくのは3つです。

・毎日使っている

・使用量は多くない(毎朝書いているモーニングページやメモや手紙で使用)

・自宅で使用

まとめ

万年筆のボトルインクを1本使い切ったことをきっかけに、愛用している万年筆の良さを再確認できました。

もし、この万年筆を何らかの理由で手放さなければならない時が来ても、きっとまた同じものを手に入れたいと思います。

この万年筆を使って、毎朝モーニングページを書いています。日記は続かなくてもこれだけは大丈夫でした。

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